帽子ができるまで

株式会社アシダは、国内に縫製工場を持つ帽子メーカーと技術提携を結び、お互いの技術・施設供用により国産の帽子を企画から製造・販売まで一貫した商品作りをしています。
帽子ができるまでの工程を、順を追って判り易くご紹介します。

■生地裁断

帽子に使う生地をポンス(抜き金型)にて庇・レンゲなど各パーツにプレス裁断します。
(帽子の形により型が異なります。)
型抜きされた裁断物の内、刺繍加工が必要なパーツは、株式会社アシダに送り込まれ自社刺繍工場にて刺繍加工を施し、再び制帽所へ送ります。
※「刺繍加工について」のページで詳しく説明しています。

■庇の縫製

庇は表地(上側)裏地(下側)の裁断を袋状に縫い合わせ、その中に固い中芯(つば芯)を包み縫い合わせています。
この為、庇への刺繍加工はこの庇の縫製前の裁断品への加工しか出来ません。

■レンゲの縫製

レンゲとは帽子の頭の部分を構成するパーツの呼び名です。ハギと言う事もあります。
よくある野球帽は、頭部を6枚のレンゲを縫い合わせているので「6方キャップ」と言います。
そのレンゲを縫い繋いで行きます。この段階では、まだ帽子の形にはなっていません。

■帽体の縫製

先程縫い繋いだレンゲパーツをテープを巻き込みながら縫い合わせて行きます。
縫い合わさった段階のお椀形の状態を「帽体(ぼうたい)」と呼んでいます。大分帽子の形になって来ました。

■庇の取付け

初めに縫製しておいた庇を帽体に取り付けます。
この時に、帽子内側に付いている汗取り(ビン皮とも言う)を一緒に縫い付けて行きます。帽子の後ろに付くサイズ調節ベルトも縫い付け帽子の形が出来上がります。

■ぼん天の包み作業

帽子の天辺に付いている天ボタンを作る作業です。この天ボタンの事を「ぼん天」とも言います。
適当な大きさにカットされた帽子の生地を敷き、その上に樹脂製のボタン部材を置きます。そして生地を包むようにボタンの蓋となる部材で専用のかしめ機にてかしめ付けます。

■ぼん天取付け作業

先程包んだ天ボタンを専用の台にセットして、木槌にて打ち付けます。
海外製品によくみられる金属製の部材は、検針機に反応する為安全性も含めて使用せず、樹脂製の部材を使用しております。

■型入れ作業

縫製が終わった帽子を専用のプレス機にて熱を掛けて形を整えます。縫製時に付いたシワ等この段階で綺麗に伸ばされます。
画像では写っていませんが、鉄兜のような型に押しつけるようにプレスします。この鉄兜のような型は電気ヒーターにより高温になっています。昔はガスバーナー式の型入れプレスもあったそうです。

■検品/検針作業

こうして出来上がった帽子は、人の手で一つ一つ丁寧に不良個所が無いか検品されます。出荷前には検針機(金属探知機)により縫い針等の混入が無いかを検査。良品を箱に梱包して全国のお客様の元へ運送便にて出荷、お届けしています。

株式会社アシダでは、一つ一つの商品を職人さんの手によって作り、お客様に愛着を持ってご使用いただけるように精魂込めて製作させて頂いています。どうぞよろしくお願い致します。

 

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