「えいと」2013秋号(VOL.114)

日本ジャガード刺繍工業組合が発刊する業界誌
「えいと」2013年秋号(VOL.114)

「東京オリンピックと繊維・刺繍業界」
と題した特集記事に電話インタビューを受けた内要が掲載されました。

2020年に東京で開催が決定した「夏季オリンピック・パラリンピック」ですが、日本ジャガード刺繍工業組合の主要組合員企業トップがそれぞれの見解を話されています。

各社のご意見はやはり賛否両論あり、期待感とは裏腹に現実問題として日本国内の加工業では海外へ生産拠点が移り仕事量が減少しているのに加え、技術承継が出来ないまま廃業に追い込まれるところも少なくないのが現実で、仮にオリンピック関連の商材が出回り始めたとして、空洞化によるキャパシティーの問題で受け切れないと言う問題もはらんでいます。

事実、昨年末の政権交代後、その期待感から景気は良くなって来ているとされていますが、我々の仕事の上での実感は薄く、一部で数千個の受注を受けていると言う景気のいい話も多く出初めてはいるのですが、国内に生産出来るところが無く突然助けてほしいとの依頼が急増していて、弊社の生産体制での現状から納期的に受け切れない事からお断りせざるを得ない案件も多いのです。

つまり、同じ刺繍業界の中でも海外に生産拠点を持つところと、日本国内に生産拠点を持つところとの2極化が進み、後者の国内で生産する我々弱小企業は生産ラインの規模を縮小してでも少数精鋭で利益を上げる企業努力なしには生き残れない環境に置かれていると言う事です。

東京オリンピック開催は日本国民にとっては素晴らしい話ではあるのですが、繊維製品の製造業として7年先まで生き残れるか?
それが国内の製造業には率直な現状ではなかろうかと思う訳です。

今回掲載された文章は尺の問題と電話で数分のインタビューであった事もあり、私の思いとは多少違う記事となっているので補足として書き残しました。

株式会社アシダでは、その動向を見守りつつ、インターネットによる通販の取り組みを今後も強化し、全国のお客様に喜んで頂ける物作りを通して一人でも多くの方々のお役に立てる企業を目指し日々努力して参ります。

今後とも株式会社アシダをどうぞよろしくお願い致します。


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